ご飯の威力

日本人はかつて、ご飯をたくさん食べていました。
それが食の欧米化に伴って糖質(でんぷん)の割合が激減し、脂質が急激に増えてきました。
現在では欧米諸国と似たバランスになっています。
これにより生活習慣病の発症が激増し、欧米諸国に近づいてしまいました。

一方、タイやフィリピンなどの東南アジアの国々は、日本の60年代のバランスを保っています。
糖質(デンプン)すなわち米をしっかり摂り、脂質の摂取が低いこれらアジアの国々では、
生活習慣病の発症が極端に低いのです。

子供の食を考える時にも、これはもちろん当てはまりますよね。
ただし、精米された白米では、逆効果。
白米はGI値が高く、血糖値が急上昇し、インシュリンの分泌も急激に促されます。
五分づき、七分づき、胚芽精米や、白米なら雑穀米を混ぜるなど、
お米の栄養分を損なわない状態で食べるのが大事です。

精白されていないご飯を適量食べること、そして食べ方にちょっと気をつけることによって
ダイエット効果につながり、生活習慣病の危険からも逃れることができるんですね。

ご飯を食べると太る・・・・・
子供の頃から太めだった私は、長い間そう思ってきました。
でも問題はお米の精米度合いや食べ方だったことが
今になってみるとよくわかります。

まず、ご飯は低脂肪でカロリーも低いということ。
100g中に脂肪を0.5gしか含みません。カロリーも168kcalと低いのです。

次に、インシュリン(インスリン)の分泌が少なく太りにくいということ。
(ただし精白されていないお米の場合)
インシュリンには血糖値を上昇し過ぎないよう調節する役割があります。
と同時に、脂肪の取り込みを促進する働きも持っています。
ご飯はこのインシュリンの分泌がゆるやかなので、脂肪の取り込み促進作用もゆっくり、
だから太りにくいのです。
パンやうどんも、精白された白いものは、白米と同じくインシュリンの分泌が多いので、
太りやすいと言えます。

それから、難消化性デンプン質を多く含み、消化されにくいので太りにくいということ。
ご飯の主成分は炭水化物(でんぷん)であり、およそ全体の3/4を占めます。
ご飯のでんぷんはアミロースとアミロペクチンという2種類から成っていて、
この2種類のバランスがご飯の味の良し悪しを決めると言われています。
おいしいといわれるご飯は、アミロースの割合が20%弱程度。
このアミロースが難消化性であるため、
糖として吸収されずに食物繊維のような働きをするのです。

まずは、白米をやめてみましょう。
それだけで、食の質はずいぶん向上するのではないでしょうか。
それから、白米を食べるのなら、
なるべく食事の後の方に、よく噛んで適量を食べると、
血糖値の急上昇を抑えることができます。

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